業務用生ごみ堆肥化処理機「オズマニックシステム」のメカニズム

業務用生ごみ堆肥化処理機「オズマニックシステム」は、まず加圧混練装置の「オズマニック」で、生ごみ中の炭水化物(炭素C)を含んだ野菜類と、タンパク質(窒素N)や脂肪を含んだ肉類などを混練します。これは、好気性菌が増殖して生ごみを分解するのに適したC/N比に均質化するためです。また、加圧混練装置は、生ごみをオガ屑や堆肥などの副資材と混合して水分調整し、摩擦熱で昇温させて好気性発酵に最適な条件を整えます。

次に攪拌発酵装置「ハーズコンポ」によって、発酵槽の処理物を積雪状に堆積させる独自の機能で良好な通気を確保し、悪臭や汚水発生の少ない好気性発酵(酸化分解)を促進します。なお、ハーズコンポには塩分を減らす機能があるため、食品系生ごみの堆肥化にも有効です。

オズマニックシステムによる生ごみ堆肥化の工程

生ごみ

加圧・混練

オズマニック

加圧・混練

加圧・混練

  • 生ごみの被膜化で酸素を届きやすくする。
  • 病原菌や雑草の種子、害虫卵を殺死させる。
  • 放線菌を活性化させて発酵を促す。
  • 寒冷地の厳寒期でも安定的に発酵する。

ハーズコンポ

撹拌・発酵

撹拌・粉砕飛散

  • 原料を砕き、降雪状態に堆積させ、
    すき間を持たせて均一な通気を確保する。
  • 原料を高速で飛散させ、塩分を含んだ
    水を剥離させて塩分と水分を下げる。

堆肥

オズマニックシステム

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